ホーム > 法律問題: 2011年5月
家事調停とビデオ会議
おはようございます。
先日,新聞を読んでいると,家事審判法が改正され,調停を,ビデオ会議でできるようになる,という記事が載っていました。
これは,結構画期的だと思います。
今は,調停をしようとすると,相手方の管轄地の裁判所に行かないといけないので,たとえば,別居中の夫婦で,一方が東京,一方が鹿児島に住んでいるような場合,東京にいる方の方が鹿児島の配偶者へ調停を起こそうとすると,鹿児島家裁へ申し立てて,毎月鹿児島へ通わないといけない,という状態になっていたのです。
日帰りが無理な距離だと,宿泊も必要になり,費用的にも体力的にも大変で,これが原因で,調停をあきらめていた方も,相当数いらっしゃいました。
弁護士としても,交通費もかかって大変なので,このシステムを,どうにかできないものかな,とは,常々考えていたことでした。
今回,法改正により,双方の当事者が最寄りの裁判所へ出向いて,ビデオ会議で調停ができるようになるようです。
そうしたら,非常に楽になりますね。
当事者にとっても,弁護士にとっても朗報ではないでしょうか。
裁判所は,旧態依然とした体質です。
現代社会においては,文明もすすんで,便利になっているのですから,それに応じて,システムも,どんどん合理的なものに転換していってほしいものですね。
2011年5月21日 陽花(はるか)法律事務所 | 個別ページ
